教師に憑いたモンスターを見て気持ち悪くなり、中庭に向かう
原告著作物6話16頁~19頁(2018年)シークエンス
被告著作物3巻6頁~9頁シークエンス
被告著作物3巻14頁~19頁シークエンス
【考察:両著作物における「教師に憑いたモンスターを見て気持ち悪くなり、水飲み場・中庭に向かうシークエンス」の類似性分析】
原告著作物(第6話16頁〜19頁)および被告著作物(第3巻6頁・7頁・8頁・15頁・17頁)における、教師に憑依したモンスターとの遭遇から、主人公の身体的拒絶反応、校舎内でのすれ違い、および中庭・水飲み場へ移動して休息・合流するまでの一連のシークエンスについて対照分析を行う 。
1. モンスターへの遭遇と主人公のリアクション・コマ割りの一致
- 怪物との遭遇: 「見えるだけ」の主人公が、教師(または校舎を徘徊する者)に憑いた異様なモンスターに遭遇する状況が共通している(原告:第6話16頁/被告:第3巻6・7頁上1コマ)
。 - ショック時の演出・表情: モンスターを目撃して驚愕する主人公の表情として、「目のアップを斜めに配置する」「見開いたハイライトのない瞳」「スピードの効果線」というコマ割りおよび視覚効果が一致している(原告:第6話17頁2コマ/被告:第3巻6頁右下2コマ)
。
2. 標的(気になる人物)との校舎内での接触回避と窓越し観察
モンスターに憑かれた(あるいは関わりのある)人物が、標的となる人物(主人公が気にかけている人物)に対し、校舎内から窓越しに不穏な視線を向けてすれ違う展開が共通している 。主人公とは直接接触せずにお互いがすれ違うという、緊迫感を演出する劇的構造・視点移動の構成が合致している(原告:第6話18頁1・2・3コマ/被告:第3巻8頁1コマ、第17頁2・3コマ) 。
3. 水飲み場(水道)での休息と中庭への移動・合流シークエンスの一致
気分の悪くなった主人公が、事態を落ち着かせるために「水飲み場(水道)がある場所」へ向かって休むという行動・演出プロセスが一致している(原告:第6話18頁4・5・6コマ/被告:第3巻8頁3コマ) 。さらにその後、主人公や幼馴染・友人らの女子生徒たちが「中庭」に集まり、会話・合流する場面へと移行する一連のストーリーの流れまで共通している(原告:第6話19頁5コマ/被告:第3巻15頁2コマ) 。
モンスターに憑かれた(あるいは関わりのある)人物が、標的となる人物(主人公が気にかけている人物)に対し、校舎内から窓越しに不穏な視線を向けてすれ違う展開が共通している
3. 水飲み場(水道)での休息と中庭への移動・合流シークエンスの一致
【小括】
単に「校舎内で異形を目撃する」という個別の描写にとどまらず 、「モンスター目撃によるショック演出(斜めコマ割り・目のアップ)」 →「気分が悪くなる身体的反応」 →「気になる人物と接触せずに窓越しにすれ違う構成」 →「水飲み場(水道)で休息する」 →「中庭に生徒が集まる」という一連の具体的なストーリー進行およびシークエンス構造全体が極めて詳細に合致している 。これは場面転換や登場人物の行動パターンの連続性における依拠性を強く示唆する客観的証拠として提示する 。
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