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モンスターの外観(ひし形の口) - 原告「妖異可視ビジブル」被告「見える子ちゃん」の著作権侵害裁判まとめ

原告「妖異可視ビジブル」、被告「見える子ちゃん」裁判まとめ
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モンスターの外観(ひし形の口)

詳細情報

【検証記録:モンスターデザイン造形の比較検証】

【主題】モンスターの外観デザイン(ひし形の口・頭部構造・残像表現)の比較分析

原告著作物『妖異可視ビジブル』(第3話)および被告著作物『見える子ちゃん』(第8巻)における、「モンスターの顔面構造(ひし形の開口部・眼球配置)および頭部付属物・残像演出」の視覚的造形における類似性について比較検証を行う。
本検証では、一般的な「異形・怪物」の枠組みを超えた、【カエル状の横に張り出した目 → 眼球より上方に頂点を持つ巨大なひし形の口 → 頭部の触覚・髪の毛状パーツ → 動きに伴う残像表現の形態一致】という極めて特徴的な造形要素の複合的一致について整理・提示する。


【各造形プロセスの具体的対照】

1. 「ひし形」の開口部と眼球の位置関係
  • 原告(3話2頁4コマ): カエルのように横に飛び出た両眼の配置。目の位置よりも上の位置に縦の頂点が伸びる、巨大な「ひし形」の開口部(口)を持つ造形。
  • 被告(8巻124頁1コマ / 126頁3コマ): 横方向に飛び出た両眼の配置。目の位置よりも上部に頂点が存在する、巨大な縦長の「ひし形」の口を持つ造形。
  • 分析: 通常の口の開閉構造(下顎のみが下がる形状)とは異なり、中央上部へ頂点が鋭角に伸びる「ひし形」の口形状、および飛び出した目との位置関係が一致している。

2. 頭部パーツ(髪の毛・触覚状の構造物)の配置
  • 原告(3話2頁4コマ): 頭部上部に、うねりのある髪の毛・触覚状の構造物が配置されている。
  • 被告(8巻124頁1コマ): 頭部上部に、波打つ髪の毛・触覚状の構造物が配置されている。

3. 残像描写における形態の一致(演出表現)
  • 原告(3話2頁4コマ): モンスターが奥から手前へ飛び出す動作に伴い、頭部上部の触覚・髪の毛パーツが弧を描くような「残像」として描かれている。
  • 被告(8巻124頁1コマ / 126頁3コマ): 頭部上部の髪の毛・触覚パーツが、原告作品における残像描写と類似した曲線・幾何学的形状をもって実体的な造形(髪・触覚)として描かれている。
  • 分析: 動的な演出効果(残像線)として生成された原告作品の独特なシルエット形状が、被告作品において実体的なデザイン構造としてそのまま取り入れられている点について対照を行う。


【小括】
ホラー・ファンタジー作品において「大きな口を持つ怪物」という概念自体は広範に存在する(アイデアの共通性)。
しかし本比較資料の通り、①カエル状に側方へ突出した眼球配置、②その目の位置よりも上方に頂点が突出し顔面中央を大きく占める「ひし形」の口の造形、③頭部上部における触覚・髪の毛状パーツの配置、④および動的演出(残像)として形成された特有の軌跡シルエットとデザイン形態との高度な一致という複合的要素が重複している。
これは、単なる偶発的なデザインの類似にとどまらず、原告作品における視覚的・造形的な具体的表現に対する依拠性を示す客観的検証資料として提示する。


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作品名:「妖異可視ビジブル」
著者名: 松尾明日太
発表:2015年~2018年8月



作品名: 「見える子ちゃん」
著者名: 泉 朝樹
発表:2018年9月~
出版社: 株式会社KADOKAWA
掲載レーベル: MFC(MFコミックス)
/ WebComic アパンダ(ComicWalker)
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