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「不安の種」両黒目の大きさが違う女性モンスター - 原告「妖異可視ビジブル」被告「見える子ちゃん」の著作権侵害裁判まとめ

原告「妖異可視ビジブル」、被告「見える子ちゃん」裁判まとめ
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両黒目の大きさが違う女性モンスター


  • タイトル: 『不安の種』(※続編作品:『不安の種+』『不安の種*』)
  • 著者(作者): 中山昌亮
  • 出版社: 秋田書店
  • 掲載誌 / 出版レーベル: 週刊少年チャンピオン、別冊少年チャンピオン / 少年チャンピオン・コミックス

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【考察:第三者著作物(『不安の種+』『不安の種*』)と被告著作物における「両黒目の大きさが違う女性モンスター」の意匠・描画表現の酷似性および複数要素の一致の検証】

比較資料(『不安の種+』1巻42頁[2007年]、『不安の種*』2巻14頁1コマ[2020年]および被告著作物12巻20頁21頁・36頁1コマ[2025年]、ならびに著作者インタビュー資料)に基づき、造形上の詳細な一致点、構図・表情の符合、依拠性について以下の通り検証・分析を行う。   


1. 両眼の黒目サイズ差をはじめとする特異な顔面造形・意匠の高度な合致

両作品に登場する女性の怪異・モンスターは、単なるアイデアの領域を超え、以下のようなきわめて特徴的かつ特異な顔面器官の配置・表現手法を高度に共有している。   

  • 不自然な左右非対称の眼球造形: 左目の黒目を大きく描写する一方で、右目の黒目を極端に小さく描き、大きな白目を見せる特異な左右差表現の一致。
  • 眼球周辺の立体描画と陰影: 右目の黒目がほぼ白目がないほど大きいか、あるいは左右のバランスが極端に崩れている点に加え、眼球に立体的に影を描き込んでいる表現手法の合致。
  • 目元・まつ毛の作画手法: 目の下にシワが描き込まれている構造の一致。   
  • 顔面器官および表情の演出: 鼻・鼻筋が描き込まれている点、開口している点、および顔全体の女性的な造形・構成要素の合致。   


2. 状況・シチュエーションおよび構図の類似性
  • 画面構成・配置の符合: 登場人物に対して至近距離から巨大な顔面や異様な視線を見せつける構図および視覚的インパクトの配置手法の一致。   


3. 先行著作物への認識および依拠性の裏付け
被告著作者(泉朝樹氏)はインタビュー記事において、学生時代に中山昌亮氏の『不安の種』に触れ、「印象に残っている」旨を公認している。『不安の種』シリーズ特有の「黒目の大きさが左右で極端に異なる女性」という特異性の高い視覚的意匠が被告著作物12巻において再現されている点、および先行著作物への閲覧・接触の事実を鑑みると、被告著作物の描写は先行著作物の具体的表現に直接依拠して制作された蓋然性がきわめて高い。   


【小括】
本件該当箇所については、左右の黒目の大きさが異なる特徴的な眼球造形をはじめ、見開かれた目元、目の下のシワ、鼻筋の描き込み、ならびに大きく開いた口の形状に至るまで、先行著作物(『不安の種+』および『不安の種*』)における視覚的表現との間に相応の共通性が確認される。
こうした複数の視覚的要素における共通性に加え、被告著作者自身が先行著作物への接触や認知の経緯について公に言及している点などの事情が存在する。
これらの要素を総合的に考慮すると、被告著作物の該当描写は先行著作物における具体的な表現形式を認識し、それに依拠して描かれた可能性を検討するうえでの客観的な判断材料になり得るものと考えられる。


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作品名:「妖異可視ビジブル」
著者名: 松尾明日太
発表:2015年~2018年8月



作品名: 「見える子ちゃん」
著者名: 泉 朝樹
発表:2018年9月~
出版社: 株式会社KADOKAWA
掲載レーベル: MFC(MFコミックス)
/ WebComic アパンダ(ComicWalker)
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