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「ニーアオートマタ」エミール(ヨコオタロウ氏のアバター) - 原告「妖異可視ビジブル」被告「見える子ちゃん」の著作権侵害裁判まとめ

原告「妖異可視ビジブル」、被告「見える子ちゃん」裁判まとめ
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「ニーアオートマタ」エミール(ヨコオタロウ氏のアバター)


  • ウェブサイト名: 大阪OCA(OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校)
  • ページタイトル: 特別講義・イベント情報(※該当ページタイトル)
  • URL: https://www.oca.ac.jp/special_lecture/27386/
  • 運営・提供元: 学校法人コミュニケーションアート OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校

1. 造形およびデザイン構成における共通性

ヨコオタロウ氏がメディア出演やSNS等でアバター(分身)として使用するキャラクター造形には、原典である「エミール」の立体被り物と、Web等で用いられる「黒目で簡素化された2Dアバター」の2種類が存在するが、被告著作者(泉朝樹氏)が自画像として描くキャラクターは、これら双方の意匠的特徴において相応の共通性を有している。

  • 頭部フォルムおよび顔面構造: 完全に丸い球体状の頭部フォルム、ならびに左右に離れて配置された真丸の目元構造の類似性。
  • 目元の黒塗り表現(簡素化アバターとの共通点): ヨコオタロウ氏の簡素化されたアバターに見られる「黒く丸く塗りつぶされた目元」の視覚的意匠と、被告著作者の自画像における描画表現との間の符合。
  • 口元および歯の露出表現: 横に大きく開き、内部から歯が露出した口元デザインにおける構造的な類似性(口角の上下方向における微細な差異を除く)。

2. 対象コンテンツに対する認知および依拠性に関する検討要素
被告著作者(泉朝樹氏)は、自身の公式SNS(X/旧Twitter)において『ニーア オートマタ』関連商品(フィギュア等)の購入指示やファンである旨を公に述べており、同作およびゲームディレクターであるヨコオタロウ氏の存在・視覚的イメージ(エミールの被り物やアバター像)を認識していたことを示す客観的資料が存在する。
先行するヨコオタロウ氏のアバター表現に存在する複数の特徴的意匠が被告著作者の自画像において描かれている点、ならびに該当コンテンツに対する認知・接触の言及事実を考慮すると、被告著作者の自画像描写は先行するアバター表現を認識し、それに依拠して作成された可能性を検討するうえでの客観的な判断材料になり得るものと考えられる。


【小括】
本件該当箇所については、丸い頭部フォルム、離れて配置された目元構造、横に開き歯が露わになった口元に加え、「目が黒く塗りつぶされている」というヨコオタロウ氏の簡素化されたアバター表現における特徴的な描画技法に至るまで、同氏のアイコン・似顔絵表現との間に相応の共通性が確認される。
こうしたデザイン上の共通点に加え、被告著作者自身が該当作品や関連コンテンツに対する認知・接触の経緯について公に言及している点などの事情が存在する。
これらの要素を総合的に考慮すると、被告著作物における自画像描写は先行するヨコオタロウ氏のアバター表現を認識し、それに依拠して作成された可能性を検討するうえでの客観的な判断材料になり得るものと考えられる。


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作品名:「妖異可視ビジブル」
著者名: 松尾明日太
発表:2015年~2018年8月



作品名: 「見える子ちゃん」
著者名: 泉 朝樹
発表:2018年9月~
出版社: 株式会社KADOKAWA
掲載レーベル: MFC(MFコミックス)
/ WebComic アパンダ(ComicWalker)
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