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モンスターを避ける動作により同じ能力者に見える力が露見する - 原告「妖異可視ビジブル」被告「見える子ちゃん」の著作権侵害裁判まとめ

原告「妖異可視ビジブル」、被告「見える子ちゃん」裁判まとめ
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モンスターを避ける動作により同じ能力者に見える力が露見する

【考察:両著作物における「避ける動作による霊視能力の露見演出およびモンスター造形」の類似性分析】

原告著作物(第5話7〜9頁)および被告著作物(第2巻42〜43頁)における、主人公がモンスターを回避する行動に端を発するシークエンス、心理描写、ならびに該当コマに登場するモンスターの造形について対照分析を行う。

モンスター回避行動と誤魔化しのシークエンスの一致
両著作物において、以下のストーリー展開およびキャラクターの挙動が共通している。 回避動作:「見えるだけ(または無視する)」の能力を持つ主人公が、目前に現れたモンスターを察知・回避するための動作を行う(原告:ゴミ箱付近で接触を避ける/被告:モンスターに接触しそうな友人に対して主人公が「ゴキブリ」と言い、避けさせる)。

回避行動を目撃した「同等の能力者」による察知と能力露見
上記の不自然な回避行動を契機として、ドラマ上の展開が以下のように推移する点において構造的な高度の一致が認められる。

  • 第三者(同じ能力者)の目撃:主人公の回避動作を、その場に居合わせた「同じく怪異が見える力を持つ別の人物」が目撃する。
  • ・内省的心理描写と問い詰める言動:目撃した能力者が「今……避けた……?」と心の中で確信・疑念を深め(原告:第5話8頁4コマ/被告:第2巻42頁4コマ)、最終的に「見えるんですよね…?」と主人公へ直接確認することで、主人公の隠していた霊視能力が露見する展開・台詞構造が完全に合致している(原告:第5話8頁6コマ・第5話9頁5コマ/被告:第2巻43頁1〜2コマ)。


登場するモンスター造形における特徴の共通性(3つの穴を持つ顔面)
本シークエンスにおいて描かれる怪異・モンスターの造形表現において、以下のデザイン的共通性が存在する。

  • 顔面構造:双方のモンスターともに、目および口に相当する位置に「大きな3つの黒い穴(目2つ+口1つ)」が開いた、凹凸の少ない無機質な顔面造形を有している(原告:第5話8頁3コマ/被告:第2巻42頁3コマ)。
  • 不気味さの演出:人間的な顔立ちから目口のパーツを削ぎ落とし、3つの空洞状の穴として描写することで不気味さや異形性を強調する造形アプローチが共通している。


【小括】
「モンスターを避ける動作」「咄嗟の誤魔化し」「それを見た別の能力者が『今…避けた…?』と察知し『見えるんですよね?』と問い詰めることで能力が露見する」という一連のプロット・シークエンス・心理描写の連続性が完全に一致している。さらに、その展開が描かれる場面に登場する怪異が「3つの大きな穴が開いた顔面」という共通の造形特徴を有している点は、単なるアイデアの符合にとどまらず、エピソードの構成および視覚表現の依拠性・連続性を強力に裏付ける客観的証拠として提示する。


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作品名:「妖異可視ビジブル」
著者名: 松尾明日太
発表:2015年~2018年8月



作品名: 「見える子ちゃん」
著者名: 泉 朝樹
発表:2018年9月~
出版社: 株式会社KADOKAWA
掲載レーベル: MFC(MFコミックス)
/ WebComic アパンダ(ComicWalker)
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