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廊下で女性教師と幼馴染が会話をしているところ、主人公が女性教師の背後にモンスターを見つける - 原告「妖異可視ビジブル」被告「見える子ちゃん」の著作権侵害裁判まとめ

原告「妖異可視ビジブル」、被告「見える子ちゃん」裁判まとめ
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廊下で女性教師と幼馴染が会話をしているところ、主人公が女性教師の背後にモンスターを見つける

原告著作物6話5頁~12頁(2018年)
被告著作物2巻128頁~135頁(2019年)
【考察:両著作物における「学校廊下で女性教師の背後にモンスターを見つけ、葛藤するシークエンス」の類似性分析】

原告著作物(第6話5頁〜12頁)および被告著作物(第2巻129頁〜133頁)における、学校の廊下で主人公が女性教師と幼馴染(友人)の会話に居合わせ、女性教師の背後(または体)に迫るモンスター(霊)を目撃し、それを伝えるべきか葛藤した末に抽象的な注意にとどめる一連のシークエンスについて対照分析を行う。

1. シークエンス構造およびストーリー展開の連続的共通性

  • 廊下での会話と居合わせ: 学校の廊下にて、女性教師と幼馴染(友人・女子生徒)が親しく会話をしている場に、怪異を認識できる能力を持つ主人公が居合わせる展開が共通している(原告:6話5頁4コマ/被告:2巻129頁)。
  • 女性教師への怪異・モンスターの取り憑き(目撃): 会話中、主人公が女性教師の背後・身体に迫るモンスター(怪異)に気づき、驚愕・動動揺する演出に類似性が見られる(原告:6話9頁5コマ〜10頁3コマ/被告:2巻130頁5コマ〜131頁2コマ)。

  • 伝えるべきかどうかの内面的葛藤:
    • 原告著作物: 女性教師に憑りついているモンスターがドッペルゲンガーかもしれないという仮説を立て、女性教師に危機が迫っている可能性を幼馴染に示唆する。幼馴染の「それって…」「本人に危機が迫ってるっていわれてるやつでしょ?」という問いに対し、主人公は「どうやって伝えるんだ?」と苦慮する。
    • 被告著作物: モンスターの存在を女性教師本人に伝えるべきか、「どうしよう…」「伝えたほうが…」「でもなんて言えば…」と内面的に葛藤する(原告:6話11頁2コマ〜12頁1コマ/被告:2巻131頁5コマ〜132頁1コマ)。

  • 「信じてもらえない/不安にさせるだけ」という判断: 事実を伝えることの困難さや不都合を考慮する判断プロセスが共通している(原告:6話12頁2コマ「信じてもらえると思うか?」/被告:2巻132頁4コマ「伝えても不安にさせるだけかも…」)。
  • 抽象的・遠回しな気遣い・注意:
    • 原告著作物: 幼馴染が主人公の忠告を受け「このまま放っておけない」として女性教師を救おうと行動を選択する。
    • 被告著作物: 怪異の存在を隠しつつ、女性教師に対して「気を付けて」「体を一番に」といった抽象的・遠回しな言葉をかけて立ち去る(原告:6話12頁4コマ/被告:2巻133頁2・3コマ)。


【小括】
本シークエンスは、単に「学校でモンスターを見る」という一般的な設定にとどまらず、「(1)廊下で女性教師と友人が会話している場面への居合わせ」→「(2)教師に取り憑く怪異の目撃」→「(3)伝えるべきか否かの内面葛藤」→「(4)信じてもらえない・不安にさせるだけという結論」→「(5)怪異には直接触れず抽象的な体調・安全への気遣い・行動選択へ至る」という一連のドラマツルギー(劇的展開)、登場人物の心理葛藤のプロセス、および状況設定において構造的な共通性が認められる。
このようなプロット展開、感情推移、ならびにセリフの役割付けにおける連続的な共通性は、被告側が原告著作物の具体的な表現形式を認識し、それに依拠して描いた可能性を検討するうえでの客観的な判断材料になり得るものと考えられる。

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作品名:「妖異可視ビジブル」
著者名: 松尾明日太
発表:2015年~2018年8月



作品名: 「見える子ちゃん」
著者名: 泉 朝樹
発表:2018年9月~
出版社: 株式会社KADOKAWA
掲載レーベル: MFC(MFコミックス)
/ WebComic アパンダ(ComicWalker)
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